今日は潮干狩りで採ってきたアサリで『串アサリ』を作るため、
殻剥きと串刺し作業をやりました。
『串アサリ』と言うのは、竹串に刺したアサリの干物のことです。
まず砂出しを済ませた大粒のアサリを選び、
アサリ用の殻剥き器(ナイフ)を使って身を剥がして、
剥きアサリを作ります。
切れるとマズイからムズイですね?(笑)
『ともがい』という剥きナイフを使っていますが、
カワハギ釣りのエサ作りに使う殻剥きナイフでもいいです 。
釣具屋さんにあります。
剥いたアサリの水管に竹串を刺し、
1串6個刺してぶらさげて干せるようにします。
大粒のアサリが少なかったので、10串ほどしか作れませんでした。
とりあえず、今晩は冷蔵庫でお泊りで、明日は天気が良さそうなので
朝から干せそうです。 出来上がりが おっ楽しみ〜。 肴に最高!
酒が飲める 酒が飲める 酒が飲めるぞー♪ もう飲んでるか(笑)
先日、TVで『三河のアサリ』という内容の番組をやってました。
その中で、『串アサリ』は 徳川秀忠(徳川二代将軍)の時、
三河から毎年幕府に献上されていたそうで、
又、昭和3年には、半田市亀崎から天皇に献上されたと言う写真も
放映されていました。
それだけ串アサリは凄いんです!(笑)
さて、串アサリ作りの続きです。
殻を剥いて竹串に刺したアサリを天気の良い日に一日干しました。
1.5〜2mm程の角竹串で水管に刺してあります。一串6個ぶら下りです。
アサリのエキスが濃縮されて、カッコウは『?』で悪いですが、
味は抜群です。
今年は潮干狩りに行っても、なかなか採れないので、
大粒のアサリをたくさん揃えるのが大変です。
天麩羅にして、塩コショウを付けて ビールをグィグィー
『これで山菜の天麩羅があれば最高!』 と思ったら・・・
タイミング良く、友人が庭に生えた『タラの芽』を採って
持って来てくれました。 お礼に串アサリ献上。
春に感謝です。
潮干狩りに行って、大量にアサリが採れた時、アサリの佃煮を作ります。
今年はあまり採れないですが(笑)
今回は、この時にできる煮汁で『昆布の佃煮』を作ってみました。
オニカサゴや湯豆腐などの鍋の出汁に使う昆布は
捨てるには勿体無いから冷凍保存しておきます。
こんなふうに。
それを角に切って、
あさりの佃煮を作る時の、余った煮汁をこして、
その煮汁で昆布を煮ます。
分量は適当ですが、味見しながら、酒、たまり、ザラメなどを加えますが、
煮詰めるので薄目の方が良いです。
完全に煮詰めないで、少し汁を残し、火を止めて冷まして、
2,3日置くと味が染みます。
失敗したかな?と思ったら、山椒を入れると誤魔化せますが、
串アサリは生の剥きアサリを、串に刺して干したものだけど、
今回は串無しで干物を作ってみました。
問題は干すと下に、くっ付いてしまう事です。
なるべく、くっ付かないようなシートを使いましたが、
それでも、干す途中で裏返したりして、結構面倒でした。
やっぱり串に刺した方が、干しやすいし、乾きやすいかな。
ハエ避け(効果?)のパーティーモールを笊の周りに置いて、
天気の良い日に2日干しました。
アサリ飯、出汁、、、、串無しだから色々と使えそうです。
とりあえず、串アサリと一緒に天麩羅にしてみました。
日持ちを良くするためにしっかり乾燥させたので、少し硬かったですが、
噛めば噛むほどに、旨みが出て美味しかったです。