2000年前半 釣行録

4月13日 師崎前 晴れ 凪 小潮
師崎出港 敏栄丸
釣果(船) マダカ
37匹
アイナメ
1匹
クロダイ
2匹
カサゴ
1匹
 海は凪で絶好の釣り日和でした。ただ小潮で魚の活性がやや低く釣りにくかったのが残念でしたが、ともあれたくさん釣れました。 

 この日は師崎前のアパートという築磯での掛かり釣りです。出港してこのポイントに3隻の船が集まって来ました。イカリを降ろして釣る掛かり釣りなので、船が多いときは、イカリを降ろす順番を決めるクジを引く為です。

 釣友のO氏が恐る恐るクジを引きましたが、結果は3番、即ちドッペ。でも船頭の「まあ何とかなるでしょう。」の心強い言葉にやる気を出して、釣りはじめました。前は1番クジだったのに何時でも1番という訳にはいきません。

 餌のウタセエビを付けて、手釣りで挑戦です。ハリスは6号1ヒロ、ハリは伊勢尼13号の3本バリの胴付き仕掛けです。間もなく手で持つ道糸を通してフワフワっとしたアタリが指先に伝わって来ました。2,3手手繰ると今度は魚の重みが伝わってきます。セイゴクラスなので船縁からそのまま船上に手繰り上げました。

 喜びを押さえて何事も無かったかのように、魚の下顎を持ってハリを外し、餌を付け即座に再投入。この間がモタモタしていると、初心者っぽくなってしまうのです。次に繋げるためには釣ってからが大切なのです。

 船中第1号です。気分良く2匹目も直ぐに掛かってきました。1時間半で大小のマダカ5本とマッキーにとっては快調な滑り出しです。さすがの船頭さんの方もハイペースで次々に釣り上げていきます。 最初竿で釣っていたO氏もセイゴの微妙なアタリに対応しようと手釣りに換えて見事作戦成功。みんな順風満帆そのものでした。

 ところが、良いことは何時までも続きません。順風が吹いたり止んだりになってしまいました。3回連続バラシを船縁で演じてしまい、ヘタクソモードに突入。さらに途中バラシも2回追加してしまい、初心者に逆戻り。6匹目をゲットしたのは午後でありました。

 その後、黒鯛らしいアタリに手を焼き、アイナメと黒鯛1匹を追加したのみで本日納竿、いや手釣りだから納糸(?)となりました。船全体としては何時もの事ですが、たくさん釣れましたね。


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