2000年前半 釣行録

7月23日 中ノ島 曇り 波高 小潮
師崎出港 敏栄丸
釣果(船) メバル
23匹
 夏休みに入り、家庭サービスか子供にとっては親孝行か分かりませんが、前回は息子のソウと鮎釣りへ、今回は娘のミュウと船釣りに出かけました。暑い日が続くので風のない熱帯夜、長良川の鵜飼い気分で行ったのですが、ところが海は南の風が強く、波も高く、しかも師崎前は不調で沖ノ島まで行かないと良くないとのこと、不安が頭を過ぎりました。

 何しろミュウは船釣りは初めて、ライフジャケットの用意と酔い止め薬は飲みましたが、海上は不気味に白波が立っています・・・

 ところが、マッキーの心配をよそに、初心者ミュウはジェットコースター気分で大喜び、被る飛沫も何のその、張り切って楽しそうです。反対に心配し過ぎたのか、ベテランマッキーはやや船酔い気分です。

 20分ぐらいの行程で沖ノ島に到着し、最初はミュウへの釣り指南です。エサのアオムシを付けて大物がきても良いようにと、6号ハリス、伊勢尼13号の2本バリ仕掛けで、のぞみました。竿先をジッと見つめていると、胃がむかついてきます。ミュウは気持ちよさそうです。

 『針先に精神を集中させないと魚は釣れん』 私は何時もそう思って釣っています。釣り始めて1時間くらいして、待望のアタリがミュウの竿先に現れました。アタリか、波の揺れか、よく分からなかったようですが、第1号は中メバルが釣れました。

 本命のマダカではないにしろ、初めて船釣りで釣れた魚に大喜びです。そしてすぐに続けてヒット、今度は大きいメバルが上バリに掛かったので、アタリがはっきりと分かったようです。メバルはアオムシの方が食いが良いようで、手釣りでウタセエビのエサでやっているマッキーにはなかなか釣れてきません。

 2時間程たちましたが、メバルが2匹釣れただけで、魚探の反応も思わしくなく、最後の1時間を船頭さんの計らいで、マタカを諦めメバルがもっと釣れそうな場所に移動してもらいました。メバルの仕掛けは用意していませんでしたが、夜のせいか、6号ハリスでも結構釣れてきます。

 ここでもミュウは針先に精神を集中させたのか、27cmを頭に9匹ゲット。中〜大型ばかりで初めての船釣りにしては大満足の様でした。尚、マッキーは気持ちがミュウの針先に行っていたため5、6匹しか釣れませんでした(^^;


 

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