2000年後半 釣行録

8月6日 瀬木寄瀬 晴れ うねり 小潮
師崎出港 敏栄丸
釣果(船) マダイ(小〜中)
56匹
クロダイ
メバル
アジ
かわはぎ
カサゴ
 
 8月の1ヶ月は師崎の船は神島周辺のクドという場所に入れます。小潮に釣果が上がる場所なのでいつものO氏と、今回初めて同行するM氏で出かけてみました。M氏は『森の林の木』のリンク先のAnglersの主宰者でベテランです。

 期待してクドに行ってみると、もうすでにアジ釣りの船が掛かり釣りで釣りをしていて、いっぱいで釣りができない。残念でしたがここを諦め、神島を通り越して最近小鯛がよく釣れている瀬木寄瀬に向かいました。

 この時期は毎年エサのウタセエビがあまり取れなくなり、エビをたくさん撒いて釣る掛かり釣りが出来ません。そこで広範囲を探って釣る流し釣りになります。もう少し時期が経って新子のエビが捕れるようになると鯛釣りも本格的になるのですが、こればかりは仕方がないですね。

 投入して直ぐに竿先にコツコツとアタリがありましたが、なかなかそれ以上引き込んでくれません。小鯛の他に、エサ取りも多い様で、エサのエビも色んな食われ方をしています。送り込んでみたり、早アワセをしたり、タナを変えたりと試してみますが、上手くいきません。

 隣で釣っていたM氏は上手に弛ませ釣方で掛け始めました。軟らかい竿を使い、上手い竿さばきで釣っていきます。マッキーにも掛かりますが、やや確率が低いようです。さらに、M氏は3年生を掛け、続けてマッキーの竿にも鋭く反応! このガツガツした下品とも言える引きがたまりません。ところが、上がってきたのは大きなお腹を膨らませたフグ、しかも一荷、Wで。強い引きで期待を抱かせて上がってくるだけに、ショックは大きいですね。

 「エサ取りは掛かるのに本命の鯛が掛からないとは失礼な魚達だ」などと、わけの分からん事を言いながら、取りあえず3年生の顔が見えたということでビールで乾杯。炎天下の冷えたビールは最高。今日は日光浴と冷えたビールを味わうためだけに来たのではありませんが、楽しくなくてはいけません。

 エサ取りを含めアタリは頻繁にありO氏も午後絶好調に。この日最長の4年生をゲット。沢山の小鯛の他にも、美味しそうなメバルやカワハギ、アジも釣れ、海に入らない海水浴気分で、潮風にあたりながら、楽しい一日を過ごせました。


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