「前の日は良く釣れた。」は マダイ釣りではよくある話です。どうも今年のマダイは遅れているのか、少ないのか? 多ければ、前の日にたくさん釣れたのだから、当日も釣れるはず、いや昨日全部釣っちゃったか?と思いを巡らせるのですが・・・前の日は1〜2Kgクラスが10枚釣れたとのことです。
その話を聞き、釣友3人で勇んで船に乗り込み、師崎の港を出港しました。10月は師崎近辺でハゴ(クロダイ)釣りばかりだったので、沖に行くのは久々です。海は予想していたよりも風があり、波も高い。神島を通過して、前日好漁だった瀬木寄瀬の西側に35分で到着しました。前日好漁だったせいか、話を聞いて駆けつけた船がいっぱいです。
釣り開始して30分、潮は上げ潮で、おもて(前)でマッキーは手釣り、O氏は竿で並んで釣っていると、何やらO氏の真顔が崩れ、「重い、重い、へいへいほ〜♪♪」と叫んでいます。昨日の今日、早くも型の良いマダイか、と期待を込めてタモを構えると、引きがやや軟らかくなり、船縁で走りました。型の良いハマチでした。
取りあえず、幸先良くスタートを切ったが、後が続かず、潮が下げに変わったのでトモに移動して、今度は竿釣りに変えてみました。軽いオモリで、オバセながら広範囲を探るつもりだったのですが、底の潮が動かず、餌も取られず、お手上げ状態。
やっとモゾモゾギューというアタリがあり、ハマチが釣れましたが、本命が釣れない。次に先程とは違うゴツゴツした引きがあり、今度こそ小型でも鯛か?と、上がってきたのはサバフグ。つぎはフワフワギュー、その次もモゾモゾギューでハマチしか釣れません。今日は本命には振られのようでした。
先月5日に5年生のマダイを釣ったM氏は、前日張り切りすぎて眠れなかったのか、あくびの連続。あくびの合間に一応本命のかわいいマダイをゲットしましたが、一日中眠そうで今日はドラマは生まれませんでした。
イカリを何度も打ち直して頑張ってくれた船頭さんはその甲斐あって、1時頃40cm強の写真のマダイを釣リました。が、その後しばらくやっても全く釣れる雰囲気が出ないので、、あっさり諦めて納竿としました。
良いことばかり続かない、やはりクロダイのたたりか〜? 早く立ち直りたい。
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