2001年後半 釣行録

11月8日 瀬木寄瀬 晴れ  旧暦23日
 愛知県 師崎出港 敏栄丸
釣果
(船)
マダイ
20匹
アオリイカ
6匹
ハマチ
1匹
ウマズラ
1匹

 今回はマダイの大型狙いで伊藤氏、O氏兄弟の4人で乗船しました。天気の崩れる前で、絶好の釣り日和になるかと思えば、神島を通過するあたりから意外に大きなウネリが出ていました。

 イカリを降ろして船を固定し、ウタセエビを撒いての掛かり釣りです。船頭さんが中層で餌を撒き、それを食べに来るマダイを釣るのです。開始早々、船頭さんが3,4年生のマダイをすぐに釣り、今日は活性が良さそうな雰囲気です。

 今回は手釣りでやりました。手釣りはマタカ釣りと大鯛釣りにやります。船上で糸がクシャクシャにもつれたりしてやりにくいですが、魚とダイレクトにやり取りできるのが好きです。大鯛はタナを広く上層を探りたいので、特に上げ潮の時は手釣りに決めています。自作の糸巻き枠にPE8号の道糸、10号伸び糸を巻き、幹糸8号、ハリス6号、伊勢尼バリ12号でのぞみました。

 トモの特等席に座を構え、正座して糸を乗せた指先に全神経を集中させます。釣りを開始して30分ほど経った頃、もそもそっとアタリが出ました。暫く待っているとギュギューっと重くなり、手繰り出します。グイグイと引いて重量感が伝わってくる、何とも言えない至福の一時です。

 最後は腰を少し上げて糸を持ち上げ、横向きになって水面に浮いた鯛をタモで掬ってもらいました。1Kg弱の鯛でしたが、食べると一番美味しいサイズにニンマリです。

  鯛釣りですからそう頻繁にアタリはありません。ハゴ釣りに比べると暇ですが、釣れると大きいので油断なりません。それに手が早い(早アワセ)と大鯛は釣れないので遅アワセです。のんびりそうですが、頭の中はかなり忙しくイメージを巡らせています。

 伊藤氏にもマダイがヒット。しかしマダイの食い込みが悪かったのか、「アッ」と言う声とともに途中バラシで残念そう。しかし、それでだまっていないのが伊藤氏。潮変わりの頃、引きは無いが重さだけ伝わってくるアタリがあり,手繰ると軽くなる。どうも今回もアオリイカの登場の様です。

 伊藤氏は餌木をバックから持ち出し、早速アオリ退治。船頭さんが「餌木は乗らんよ〜」という声を無視して「ちょっとやらせて」とエギングをはじめる。するとすぐにヒット! これにはビックリ。偶然と思いきや、またまた「来ましたよ〜」と、アオリを乗せる。

 続けて4匹釣ったところで、アオリのアタリも無くなりマダイ釣りを再開して良型マダイゲット。その後もアオリイカのアタリが出始めるとエギングにして、一人で6杯も釣ってしまいました。これにはさすがの船頭さんも脱帽。

 昼過ぎ、船頭さんが58cmの今日一をゲット。 O氏弟はカワハギ、ハマチを釣るものの、本命にお目にかかれなかったが、最後に粘りの本命ゲットでご満悦。喜びが大きい。

 結局、オモリを変えたりタナを変えたりして、ポツポツでしたがマダイを5,6枚釣りました。しかし大鯛と呼べる鯛には、またしても振られてしまいました。今回の釣行での収穫はマダイは勿論、エギングです。次回はバックに忍ばせておこう。

 早速、新舞子の『フィッシング伊藤』に行って、当たり餌木を買いに走るマッキーでした。CM (^^ゞ

破線模様が♂、白玉模様が♀
アオリイカはイカの王様?女王様?、、、

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