2001年後半 釣行録

11月15日 野間沖 晴れ  旧暦1日
 愛知県 鬼崎出港 いとう丸
釣果
(マッキー)
カワハギ
1匹
アオリイカ
0匹
その他

 前回、伊藤氏が餌木で短時間にたて続けにアオリイカを掛けたので、餌木を使ったアオリイカ釣りが気になってしょうがない。今回はアオリイカとカワハギが本命で伊藤氏の船に乗せてもらい、餌木ingのレクチャーを受けることにした。どんどんマニアックな世界に入り込んで行く。考え研究する事が多すぎる、、、でも新鮮な気分になれて、しかもこれは楽し過ぎ。 

 朝5時、星がまだ輝く暗いうちから、伊藤氏の船で鬼崎港を出港する。中部国際空港の工事現場を通過して野間沖の魚礁に向かう。アンカーを降ろして、早速餌木ingの開始だ。でも、こんなので掛かるの?と思うが信ずるのみ。

 餌木には種類が色々あり、色も無限にある。全く参考にならないが、今回は3.5号のオレンジ、赤系の餌木、選択理由は全く無い。スピニングリールでシーバスロッド使用した。船縁で見ながら試しに浅いところをしゃくりながら引いてみると「ほー、なるほど」という動きをする。

 ビッシューっと2、30m先に餌木をキャストする。海底までダウンするまで暫く待つ。沈下速度1mに付き3.5秒だから、深さ約9mなので、、、などと計算しながら。でも、初心者なので頭の中と、体がチグハグだ。ロッドにアクションを付けようとしても、体がバラバラ、リズムがないのでサマになってない。

 教わったように剣道の「逆お面ーン」でロッドアクションを入れる。暫くホールド。ボトム、しゃくってはホールド、やたら横文字が多くやはり理論と理性がかみ合わない。キャストを始めて30分程でヒット!勿論師匠に、、、

 白玉模様のメスだ。最初から♀だと乗りが悪いらしい。一方のマッキー、根に擦れてリーダー部分でしゃくった時に切れてしまった。餌木1つ紛失。。。

 潮の流れも出てきて、底取りが難しくなる。これが分からないとお手上げだ。夜も完全に明けたので暫くカワハギ狙いに変更。フグが多くてすぐに餌を取られる。先ずはフグ退治から。フグを全部釣ってしまうとカワハギになる計算で片っ端から釣ってしまう。

 もくろみ通り、10匹くらいフグを釣ると、カサゴが釣れた。フグがいなくなってシメシメ。今度はベラが釣れた。小鯛も来たが、マッキーはそこまで。伊藤氏はカワハギになったし、おまけに石鯛まで。さすがにこの釣りを知り尽くしている。

 餌を取らなくなったので場所交代。ここでも最初はフグの猛攻。ひととおり釣ってしまうとまたカサゴ。伊藤氏は餌木ingを再開。「乗りました〜」とアオリをゲット。キャストをお休みして、餌釣りでまたもや石鯛ゲット。今日3匹目。ムムー上手過ぎる。

 こんな風に餌木ingとカワハギ(ふぐ?)釣りを繰り返しながら、釣り日和の静かな水面で、一日を夕方まで過ごしました。意地でも餌木で1パイアオリイカを釣ってみたかったのですが、一度かじられただけでノーヒット、乗ーらん。。。餌木紛失4個。

 餌木ingって餌代は掛からないので安上がりと思っていたけど、下手なうちは餌木代が結構掛かることが分かりました。魚をだますと言う意味では餌釣りよりたくさんだましているから、面白い釣り方です。なかなか餌木ingは奥が深そうで1歩、1歩ハマって行く自分が見えました。

マッキーがアオリに苦戦する中、伊藤氏は結構釣っていた。
いや、ほとんど釣っていた (^^ゞ
(船中釣果の一部)


新空港を結ぶ工事中の橋桁の横を船で通過。


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