お盆の帰省で、今回も山口県大畠港の光栄丸さんにお世話になりました。例年だと真鯛が釣れる時期なのですが、今年は遅れているそうで、エサのエビもまだ極小さいそうです。で、今回は良く釣れている、関アジにも勝るとも劣らぬ味という大アジを求めて出掛けました。
同行したのは奥さんがやはり山口出身のC_RAN_E さんとその友人のKさんの3人です。釣り場は港から小1時間ほど走った沖の平郡島付近、四国と本州の中間あたりで、水深も70mと深いので、皆、電動リールを使用しました。
仕掛けはハリス3号の胴突き仕掛けの下にオモリ付きのアミカゴを付けて、エサはオキアミで船を流しながら海底付近にいる魚を狙いました。
一流し目から船長が「来ましたヨー♪」と言って、幸先良く30cmオーバーのアジをゲット。その仕掛けにもつれながら、マッキーにも結構型の良いホウボウが釣れてきました。続いてC_RAN_E さんも「来た来た〜」と言って電動リールのスイッチON 、柔らかい竿で強い引きを吸収しながら、Kさんにタモ助してもらい、大アジをゲット。クーラーに貼り付けてあるメジャーで大きさを測り、ニッコリです。
Kさんは船釣り初めてなので、最初道具や仕掛けの操作に、ちょっと心配しましたが、心配無用。早速来たアジの強いアタリにビックリしながらも、「ヒエ〜こんな大きいアジ、自分で釣っちゃうなんて〜盆と正月が一緒に来たみたい!」とお大喜び。
出だし好調、順風満帆。と思いきや、だんだん下降線。今日は活性が低そうで、バンバン入れ掛かりと言う訳にはならず、ボチボチ程度になってしまいました。「C_RAN_E
さん実家は何人?うちは4人。」などと一人一匹分釣れるか心配してしまいました。それにKさんの実家は今晩親戚縁者が全員集まると言うし、、、、
そこで船長の『激』が、、、「コマセを休まず撒きんさい! コマセの煙幕の中にハリを入れんけえ。 仕掛けが古うなったら変えりんしゃい!」
この『激』と、他船が諦めて他に行く中、船長が粘り強くポイントを攻めたのが効いて、今度は右肩上がり。みんな好調になってきて、「復っ活〜つ」宣言。竿を引っぱたくようなアタリに続いて大きく竿が曲がり、ゴツゴツ反応を示しながら、上がってくる。実に気分が良い。海が深いしアジの口も弱いので途中でバレないかスリルがあります。
生け簀の底がだんだん見えなくなる程に魚が貯まってきて、皆、大満足。紺碧の海に浮かぶ瀬戸の島々、遠くに四国の山々の風景を楽しみながら、真夏の雲をバックに冷えたビールでゴクゴク乾いた喉を潤しました。
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大畠瀬戸の大橋、出港ー
日の出の風景に弱いマッキー
ついついシャッターを押してしまった。
フ〜暑い景色
遠くに四国の山々が見える。
船上アジの沖干し
アジの味は翌日の方がより美味かった。
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