2002年前半 釣行録

3月14日 志摩沖 晴れ  旧暦1日(大潮)
三重県 迫間浦出港 愛光丸 
釣果
(マッキー)
通称オコゼ
16匹

ウッカリカサゴ
2匹

アヤメカサゴ
4匹

ヒメ
2匹

 中深海のオコゼ(オニカサゴ)釣りは面白い。何が面白いかって、、、食味の良さは勿論、釣り方にテクがあるし、掛かってから上がってくるのにワクワクする時間が長いことである。が、決してのんびりした釣りではない、かなり忙しい釣りである。新舞子の『フィッシングいとう』のオニカサゴの師匠、F.いとう氏とベテラン川田氏の3人で出掛けた。
 
 天気は良いし、風も波も無い絶好の釣り日和。「今日はどんな釣りになるかな?」などと思いを巡らして仕掛けを投入。底を取ってタナを合わせると、すぐにアタリがあり、丸揚げサイズのフサカサゴゲット。続いてイズカサゴ。今日は最初から調子がいい。魚の活性も高いようだ。この分だとシメシメ、、、

 「小まい、小まい、もっと大きいのを釣らんと、、、」の船長のハッパに、「そのうち大きくなるけん!」と広島弁で応戦。言った通り、場所変えの「ハイ、上げてくださあーい。」のアナウンスで電動リールの巻き上げレバーを倒すと、アタリは無かったはずなのに、ロッドキーパーに固定した竿が根掛かりしたように大きく曲がる。しかも魚の反応アリ!竿先がコキコキうなずいている。 

 期待が膨らむ。師匠にタモ助してもらい、41cmゲット〜。『釣った』と言うより『釣れてた』感じだが獲物は獲物。こういう時だけは過程より結果を大事にする、マッキーパンチだった♪ 「だいぶ腕を上げましたね〜」とオニ師匠に言われ、ニンマリ照れる。運も腕のうち(^^ゞ 

 その後10時頃まで調子良く良型オコゼが釣れ盛った。しかし、「このまま釣れ続けるとクーラーに入りきれない。」なんて余分な心配をした途端、あれあれ?10時頃から急に釣れなくなってしまった。最初が良過ぎると後が悪いのは良くあるパターンだ。

 根掛かり連発。底潮が止まってきたのだろう。前回の学習効果でフロート仕掛けにチェンジ。だがアヤメカサゴばかりで本命は釣れない。外道を含め時速1,2匹になってしまった。

 ベテラン川田氏、静岡のオニカサゴには慣れてるが、三重のオコゼ釣りは初めてで場所慣れしていない。最初ちょっと惑いがあったようだが、隣で釣っていたF.いとう氏のアドバイスを受けて、迷いが吹っ切れたのか、昼過ぎに、この日最大の43cmをヒットさせ、Vサインが出た。

 オニ師匠は皆にレクチャーしながら、「今日は小ぶりが多い。」と言いながらも、軽く20匹を突破。流石である。

 3時まで粘ったが、後半はイマイチと言うより、初めが良すぎたか?雪解け水が入り込み水温が低いようなのでムラがあるようだ。もう少し水温が上がってきたら、また挑戦するつもりだ。ああ、どんどん深い海にハマリ込んで行く。
毒トゲがあるんです。


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