2002年前半 釣行録

5月12日 志摩沖 曇り  旧暦1日(大潮)
三重県 迫間浦出港 愛光丸 
釣果
(マッキー)
オコゼ
11匹

ウッカリカサゴ
2匹

ムシガレイ
1匹

ノドクロ
1匹

アカイサキ
1匹

 オコゼ(イズカサゴ、フサカサゴ)釣りに釣友のM's papaさん、dragonさんと3人で出掛けた。早朝?2時40分、dragonさん宅を出発。リアス式海岸の静かな入り江に位置する迫間浦港に5時到着した。さっそく船に乗り込み、港を出る。途中湾内で筏釣りをする人を降ろして沖に向かい外海に出た。意外にも雨後の風の出も無く、釣り日和だ。

 マダイ・イサキ釣りの船団を横目に更に沖へと向かい、1時間ほどで志摩沖、水深150〜200mの釣り場に到着した。毎度の事だが、最初はちょっと緊張する。釣り座はトモ。エサのカツオのハラモを刺して、仕掛けを下ろした。

 やはり毎度の事で、オコゼは朝のうちは活性が低い。いつも9時過ぎから調子が上向く。今日もそのパターンのようだ。竿先をジッと見つめる。釣り始めて40分位してようやく中オコゼをゲット。なかなか今日のアタリは渋い。潮向きが悪く、船が水深が深くなる方へ流れて行くので、こまめなタナ取りと、低めのタナを心掛けた。

 ミヨシの方でも朝のうちはアタリが少なかったが、釣り始めて1時間ほどして、M's papaさんがヒメ、ノドクロ、ムシカレイ、そして沖メバルと本命のオコゼを順にゲット。1年ぶりのオコゼ釣りの感を徐々に取り戻していた。dragonさんは9時頃、今日一番の43cmをゲットして波に乗り、とっても嬉しそうで、目が輝いている。

 潮の具合か、自分もポツポツとは釣れるが、イマイチ調子が出ない。10時過ぎ、持ち竿で時々サソイを入れてはアタリを伺う。 「マッキーさん、どうやって釣ってるの?」と言ってdragonさんがトモに様子を見に来た。「こうやってタナを取って、こうやってアタリを、、、」と言ったら、ホントにアタリが来た!dragonさんがツキを運んできてくれたようだ。マッキーの目も輝く。

 典型的なオコゼっぽいアタリに、一呼吸待って電動リールの強で7mくらいアワセを入れた。竿が大きく曲がり、竿先は時々コツコツと動く。巻き上げ80m付近で更にゴツゴツと荒々しく抵抗し、船縁に来ても最後まで暴れている。タモに入れてやっと一安心。逃がす心配は無くなったが、棘に毒があるから、船上でも油断ならない。dragonさんのサイズには1cm及ばなかったが良型サイズだった。

 オコゼ釣りは掛かってから上がってくるまでの、ワクワクタイムが長い。特に40cmオーバーは途中の引きが違う。実にこの時間がオコゼ釣り冥利に尽きる。その冥利がまたまた午後にやって来た。今度も同サイズゲットでたっぷり味わえた。

 全体に数は出なく、カサゴ等の外道も少なかったが、中〜大サイズオコゼがまずまず釣れて満足。2時に納竿した。

 帰宅して、魚を捌くとき気のゆるみか、エラ蓋の棘でやられた。が、毒のない棘だったらしく難を逃れた。オコゼ釣りにも慣れてきたこの時期、危ない危ない、気を付けなければ。オコゼのタタリが、、、。


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