2002年後半 釣行録

10月24日 伊良湖沖 晴れ  旧暦19日(中潮)
師崎港 敏栄丸
釣果
(船)

クロダイ
19匹
小ダイ
17匹
ヒラメ
2匹
マゴチ
4匹

ハマチ
4匹
サンバソウ
カワハギ
カサゴ


 今年3度目のハゴ(クロダイ)挑戦だ。いつものO氏、dragonさんの3人で仕立てた。前回釣行の釣り疲れと満足感はあるものの、ハゴ釣りは何度行っても奥が深いので面白い。

 本日の釣り場は渥美半島の先端にある伊良湖の沖。ここではサシバなど渡り鳥の観察でも有名だ。この日も凄い数の鳥(ひよどり)が群をなしていた。鳥の観察にとっても詳しいdragonさんと、船尾で並んでバードウオッチングをしながら釣りを開始した。しかしのんびり空を眺めていられないのが、微妙なアタリを取るハゴ釣りの辛いところ。

 最初はいい加減に、取りあえず30号のオモリで潮の様子を伺う。潮が速くて直ぐにオモリが浮き上がり、道糸が水平方向に流されていく。が、竿先に少し変化があり、リールを巻き上げてみると、幸先良くマゴチが釣れてきた。次はオモリを40号に変えてみると、25cm程の小鯛が釣れ、取りあえず最初からゲット、ゲットの連続スタート。今日はエサも良く取られ、魚の活性は良さそうだ。だが地球の活性も良くて根掛かりが多い。

 カワハギ、サンバソウ、小鯛、、、、と釣れるのだが、なかなか本命のハゴが釣れない。1時間ほどして船頭さんは2匹目となるハゴを釣ったので、自分もオモリを50号に変えて仕掛けの下りる位置を変えてみた。すると竿先がもたれるような典型的なハゴのアタリがでた。

 そのまま竿先を水中に送り込んで、大きく合わせ乗せた。リールを巻くとアイナメより鋭いが、マダイより鈍い重量感のあるクビ振りで抵抗する。ドラッグの無い片軸リールだから、時々指でブレーキをかけて糸を送り出し、竿とリールを楽しみながら操作する。水面下に銀鱗が光り、本命の遅い登場だ。

 次はモゾモゾギューンで 「来た来た来た来た来た来た来たあ〜〜」凄すぎる引きでハマチがヒットした。同時に隣のdragonさんもハゴヒットで船尾はダブルヒットに大忙し。その後もポツポツ程度だが本命が釣れたので、潮の流れがゆるみだすゴールデンタイムに更に爆釣を予感したのだが、これは期待外れだった。

 O氏は午前中は地球の爆釣でマイッタマイッタと言っていたが、午後からヒラメを連続ヒットさせて気分急上昇。納竿時間の最後までハゴの引きを楽しんでいた。

 マッキー釣果はハゴ7,ハマチ3,コチ2,サンバソウ1、カワハギ1、小鯛数匹で、伊良湖のハゴは数は釣れなかったが、全部3年生以上の大型ばかり。美味しい外道もいっぱい釣れ、皆満足の釣行でした。



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