大晦日は穏やかで天気も良さそうだったので、釣り宿に電話してみると、空いていたのですぐに予約を入れた。今年の釣り納めと正月用の魚の調達だ。朝の3時に起きて、ソウと一緒に迫間浦に向かった。まだあたりは薄暗い6時に出港。ロッドホルダーを固定したり竿や仕掛けの準備をしながら静かな湾内を外洋の釣り場へと向かった。
1時間ほどで到着。エサのハラモを付けて仕掛けを投入。アタリを待つ。電動リールのカウンターは117m。誘いを掛けながら、何度もタナを取り直す。僅かに竿先が波の揺れとは違う動きをしたので聞き合わせる。すると竿先は確かな反応に変わった。電動巻き上げで船縁まで魚が上がってくる時間を楽しむ。一応小さいながら本命がお目見えした。
その後もカサゴ混じりでよく釣れて結構忙しい。だがキダイやムツに良型オコゼかと騙されただけで、数は釣れても中小型で大型がなかなか掛からない。陽も高くなり、朝のうちは多少波があったが、だんだん収まっていくに従って、逆に釣果のペースも落ちてしまった。忙しい釣りから、退屈しない程度の釣りに。更に退屈する程になってしまった。
ベタ凪状態の長閑な海になり、防寒服を一枚脱ぐ程に。潮も止まったままで全く動かず、仕掛けも遅潮用に変えたり、誘いを頻繁にしたりと手を尽くしたがお手上げ状態。キロオーバーのオコゼを釣りたかったが、とうとう姿を現さなかった。来年のお楽しみということで、、、
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カサゴの贅沢干物
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