2003年前半 釣行録

4月3日 師崎前 曇り  旧暦2日(大潮)
師崎港 敏栄丸
釣果
(船)
マタカ
1匹

セイゴ
32匹

カサゴ
1匹

 桜満開、春爛漫。例年ならこの時期メバルを狙いたいのだが、イマイチのようで、マタカ(スズキ)釣りに行って来た。同行したのはHPリンク先の「マスおばさんのおうち」のノブさんと、いつものO氏の3人。

 今年は4月から出港時間が早くなり、6時出港。1時間早く釣りが出来る。海は穏やかで、薄曇りの絶好の釣り日和になった。まずは師崎前で、遠くに満開に近い桜を眺めながら流し釣り。ウタセエビをエサに胴突き仕掛けの手釣りで始めた。

 釣り初めてすぐにグググー!と来たが、重みのないアタリ。思った通りセイゴの登場。ノブさんもム、ムムムっとセイゴ。O氏の竿先も小刻みに震えセイゴ。勿論、船頭さんも軽い手捌きでセイゴ。

 しかし、釣れることは釣れるが、背中に点々のあるチビセイゴが多く、相手はなかなか手強い。1時間ほど1〜2年生のセイゴの複雑で頻繁なアタリを楽しんだ。

 少し休んで、ノブさんから気配りしていただき、船上珈琲を作っていただいた。春と言ってもまだ早朝の海上は寒い。ポットから熱いお湯。「ふうふうーズルズル」いいながら、紙コップの珈琲を啜る。ありがたい。仕立て船だから気のおけない仲間同士での、釣果は二の次のこういう釣りは楽しい。

 潮が止まり、そして潮が下げに転ずると全くアタリがなくなってしまったので、伊良湖に行ってみることになった。ところが伊良湖沖まで行ってみると、大きなウネリが入って、しかも魚探には全く反応無し。仕掛けを投入するまでもなく、再び師崎前に帰る。やはり最近伊良湖沖は不調のようだ。最初から行かなかったことに納得。

 師崎前に帰って仕切直したが、たまに釣れるだけで、前回のような爆釣には程遠い。しかしタナの探りが違うのか、船頭さんはポツポツと釣っている。流石プロである。ベテランのノブさんも、いつも釣れたタナをチェックしているし、手釣りにも年季が入ってる。

 エビエサの手釣りから、コウナゴの手繰り釣り、イサザでメバル仕掛けと試したが、コレ!と言った特効薬なし。1時を過ぎてメバル仕掛けにヤケクソで大コウナゴを付けて投入した。運良く直ぐに良型マタカらしきがヒット。船頭さんがタモを持って飛んで来てくれたが、ハリが伸ばされ痛恨のバラシ。掛かりどころが悪かったんだろう。

 気を取り直して、仕掛けを投入。今度は何やら根掛かったような、変な反応で、とっても重い。何とホヤが石と一緒に3個も付いていた。これにはマイッタ。ノブさんからニヤッとされてしまった。けど、前から気になっていたので、持ち帰って食べてみることにした。

 今回、『鈴木マタカ』さんは行方不明。捜索願を出したから、今度こそリベンジだあ!


ホヤらしき獲物ゲット。
今まで捨てていたが、今回テイクアウト。
半分に切って内蔵を取り出し、
皮のような部分を食べた。
磯臭くて旨い?(これを珍味と言う。)
一応、腹は壊さなかったが (^^;


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