2003年前半 釣行録

8月15日 平郡島沖 曇り  旧暦 18日(中潮)
大畠港 光栄丸
釣果
(船)

マアジ
54匹

帰省船釣り第2段

 同じく山口県に帰省中のネットで知り合ったC_RAN_E さんと同行して、大アジ狙い。
デカイ。とにかく今日のアジはデカかった。全て40cmオーバー(ホントは38cm1匹含)で、最長48cmのビックサイズが揃った。

 まだ薄暗い朝5時出港。1時間ほど瀬戸の島を縫うように平郡島沖に走る。昨日は一日中雨で今日は風。ウネリは無いものの、瀬戸内海にしては珍しく波が高い。C_RAN_E さんにパソコンのことを色々教えてもらいながら釣り場に到着する。

 大アジは海底にいるので、アミエビのコマセで『逆サビキ仕掛け』。即ちサビキ仕掛けの一番下に80号のオモリ付きのカゴを付けた仕掛けで、水深は70m位。底より2〜3m上でコマセを降って出してから、ベタ底にオモリを付けて、糸を少したるませて、ふかせる釣り方だ。サビキは市販品のハリス5号の関アジ・サバ仕掛け。

 この日は朝、潮がまだ動かないうちに集中的に撒き餌で魚を寄せてから釣る作戦だ。少人数なので、『コマセの切れ目が釣果の切れ目』となってはいけないので、電動リールを使って竿を2本出した。最初は撒き餌で魚を寄せるつもりで、何度もシャクってアタリが無いとすぐに巻き上げ、インターバルを早めにする。だが2本竿は忙しい。

 3度目の投入で、早速竿先がガクンガクガクとなった。電動リールのスイッチレバーを倒し、ゆっくり巻き上げる。船縁停止から手巻きで数回撒き、タモを用意して掬った。サイズの良さに我ながらビックリ。これがウワサの大アジか!体高もあり、まるでサバかハマチかと思うサイズだ。にんまり。C_RAN_E さんも『スゲェ〜』ってビックリしている。

 太平洋の波とピッチが合わなかったのか、C_RAN_E さんは気分悪そう。しかし根性で1匹釣った。たが、ほろ酔いから悪酔いへ。

 波が高くて、道糸が緩むときにバラシが多いので、竿は手持ちにして、大切にゆっくりドラッグを効かせながら釣り上げる。とにかくコマセを切らさない事を念頭に頑張った甲斐あって、入れるとすぐに反応がある。逆サビキ仕掛けだから魚のアタリや引きがダイレクトに伝わって来て楽しいが、その分アジの口が弱いこともあってバラシが多い。特に硬めの竿の方はよく外れた。

 釣り方は割合簡単で、二刀流だから作業っぽいが、何しろ魚の物が良いから嬉しいし良く引く。Wで来たときにはマイッタ〜 このアジ、いわゆるブランドの関アジと同等品なのだ。

 大漁に満足でやや疲れた11時、酔いから醒めたC_RAN_E さんは最後に、またまた根性で釣って『今日の締め』とした。最初と最後良いければ全て良しとしましょう。

二本竿は忙しい。
風強く白波が。


もう少しで50cmオーバー

1日寝かせたら、トロッとして更に旨味が増していた。
色んな薬味が合います。


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