2003年後半 釣行録

9月7日 福田沖 晴れ 旧暦 11日(中潮)
静岡県 福田港 勝栄丸
釣果
マッキー

オニカサゴ
1匹
太刀魚
1匹
ハチカサゴ
1匹
ウスメバル
1匹
ムシガレイ
1匹
アヤメカサゴ
3匹
ヒメ
1匹



 今回の釣行は鬼カサゴ狙い。何時もの船宿はいっぱいで、福田(静岡県)の乗合船が空いていたのでdragonさん、紅海さんの3人で、釣行することにした。先約のお客さんの希望で、朝5時出港11時まで鬼カサゴ狙いで、12時から2時間太刀魚釣り。釣り人は我々を含めて7名だった。

最初は福田沖の水深160m付近を150号のオモリで流す。2流し目の小さなアタリで合わせ、掛かったかどうか分からなかったが、エサ点検で上げてくるとムシガレイが付いていた。

次は薄いアタリでウスメバル。これは27cmあり旨そう。煮付けが頭をよぎる。さらに小さな反応でヒメ。これのアタリが分かればヨシとして唐揚げ用にクーラーボックスへ。それからはアタリが遠のいてしまった。

 だが紅海さんは船中1号の鬼を釣り、更に追加して3匹ゲット。dragonさんも自己最高1.2Kg・43cmと中鬼を既にゲットして、余裕モードに入っている。タコベイを付けると良いようだ。

 マッキーは鬼に見捨てられたまま。タナを高めにとり、大型鬼を狙っているのだが、何しろアタリがない。タナを何度も取り直して誘ったり、タコベイを貰って付けたりしたて、何とか釣ってやろうと焦り、少ないワザを出しまくるが、その他の魚しか釣れません。

 11時まで残り30分。今回の鬼釣りはボ○ズかなと思ったら、強烈なアタリがあり、やっと鬼だ〜。と思えば、ちょっと微妙に引きが違いハチカサゴ。ビッグサイズでも嬉しさイマイチだ。

 いよいよボ○ズを覚悟し、「最後の一流しです。やって下さ〜い」のアナウンスで仕掛けを下ろし、底を取った途端にヒット。やっと小ぶりながらも危うく鬼ボ○ズを免れた。釣れるときは簡単に釣れちゃうから嫌になっちゃう。


後半は太刀魚狙いで一時間程場所を移動。天竜川沖でオモリ100号で仕掛けを変えて挑む。

 昔、伊良湖水道で太刀魚釣りをやったことがあるが、それ以来。シャクリながら釣ると思っていたら、そうではなく、底から30m位を電動リールの超ゆっくり巻きで、上げながらアタリを待つのだ。最初は要領が今一つ分からなかったが、アタリをとらえられるようになる。しかし、アタリはあるが、乗らない。乗ってもバレが多い。アタリがあって、送ったり、待ったり、合わせたり色々試して、掛かりパターンを掴もうとしても不発。何度も何度も乗らなかったり、バラしたりの繰り返しだ。

 他の二人は太刀をすでに複数ゲットしている。他のお客さんも釣れた釣れたと喜んでいる。またしても太刀ボ○ズかと思った終了間際。ようやく確かな手応え、竿応えで、またバレるんじゃないかと心配しながらも上まで上げてきた。やっぱり悪い不安的中。またしてもあと10mの所まで来てバラシだ。

しかし最近、最後の最後の土俵際には変な自信を持っている(^^ゞ

 最後の流し。「諦め待ち向こうアワセ」のワザ?で乗り、やっとバレずに上がってきた。船縁にクネクネの銀色の姿が輝き、dragonさんが差し出してくれたタモに収まりました。またしてもギリギリセーフで、今度は太刀ボ○ズを免れ、何とか鬼と太刀の刺身にありつけたのでした。

最近、この執念の釣りパターンが多いなあ。疲れる釣りです。


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