1999年後半 釣行録

10月7日  伊良湖沖 くもり一時雨 中潮(旧暦28日)
師崎出港 敏栄丸
釣果
(船)
クロダイ
26匹
真鯛
3匹
マゴチ
7匹
アイゴ
3匹
釣果
 
 師崎港から30分位の航程の釣り場、伊良湖沖が今日の釣り場である。水深は24m、掛かり釣りで、本命はクロダイである。40号のオモリを付けて仕掛けを投入する。オモリが海底に着いたことを確認するが、ここは水道だけあって流れが速く、すぐに糸がふけてオモリが持ち上がって流れていってしまう。

 道糸を送り出して底取りをやり直してみると、さっそくアタリがあった。最初は引きが強いのだが、竿に感じる重さの割にはゴツゴツした引きがない。40cmを越えるマゴチであった。本命ではないが魚が釣れて一安心する。本日釣行を共にしたO氏はリールの故障で、まだ仕掛けを投入出来ないままである。

 彼の焦りを尻目に再び仕掛けを投入する。やはり2回目の底取りのあたりで、アタリ。今度はコッとした。少し糸を送り込んで合わせると,竿に魚の重みを感じた後、今度は下品なガツガツした引きがあった。しかし、それも途中までで、またしても重みだけになった。魚は何だ????と思っていたら、何のことはないクロダイが腹掛かりして釣り上がってきたのだった。

 鮎の友釣りではオトリにならないが、狙った魚なので半分喜ぶ。隣では交換したリールがまたまた故障で彼は難儀を強いられている。

 船頭にもクロダイが来たが今度は目掛かり。その後さすがの船頭、ポツポツとクロダイを上げ始める。リールの修理を終えたO氏もやっと釣り開始して本領発揮して3匹程釣り上げる。

 潮の流れがやや緩みだし普通なら釣り易くなり、これからが入れ食いになるのだがエサはあまり取られない。この間クロダイ3匹とマゴチ1匹、2年物の真鯛を追加したのみ。船の錨をやり変える間に早い昼食をとった。

 そして再開。すぐにメバル、マゴチが釣れ調子が上向き始めた。トモの方ではO氏と船頭の二人は撒き餌が効いてきたのか、本命を次々に上げ始める。カンコに「ドボン」と魚を放り込む音が何度もする。すると自分にも小さなクロダイのアタリ。早合わせでハリに魚が乗らなかったので、すぐに仕掛けを入れ直すと、今度は上手くタイミングが合い、そこから「絶好調」モードに突入する。

 「これだからハゴ釣りは止めれん」と喜びを噛みしめて恵比須顔になる。こうなると「もう誰にもとめられない」モード。伊良湖水道の流れが長良川の激流の様になっても、さらに4匹を追加。2時に納竿としました。3年生中心に本命を11匹釣ることが出来て満足の一日でした。
帰港したら魚をしめてもらう。


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