1999年後半 釣行録

10月14日  伊良湖沖 晴 中潮(旧暦6日)
師崎出港 敏栄丸
釣果
(船)
クロダイ
37匹
マゴチ
7匹
アイゴ
7匹
ハマチ
2匹
釣果
 
 今日も先週と同じくクロダイ狙いである。この魚のことを師崎ではハゴと呼んでいる。このハゴ釣りに釣友3人で挑戦した。先週からハゴは釣れ続けている様子で、12日にはハゴだけでも51匹上がったようである。この調子なら、今日は60匹釣ろう、と意気込んだものの、釣り場に着くと、西の風は強く、海流は風と逆で釣りにならない状態でした。

 2時間ほど船上作戦会議となり、10時頃からやっと潮時となり、気合いを入れなおして、再開しました。高まる気持ちを落ち着かせるために?ビールを飲んでリラックス。ややリラックスし過ぎたのかハゴの微妙なアタリが取りにくい。

 最初に上がってきたのはハゴではあったが、またしても掛かり所が悪く、目掛かり、いやな予感がする。良い予感は当たらないが、悪い予感は当たる。しばらくエサを取られるだけで、なかなか釣れない。

 昼前に2匹釣っただけで昼飯。船の上で食べるおにぎりは本当に美味しい。食べながら船頭さんの釣り方を見ていると、さすがに手慣れている。エサの付け方、仕掛けの入れ方、棚の取り方、合わせ方、取り込み方、理にかなった釣りをしている。

 感心していると、実際にどんどん魚を釣り上げ始めた。こうなると食べながら見てばかりではいられない。ゴハン粒の着いた指先を慌てて舐めながら、試合再開。

 すぐにアタリ。早合わせか、失敗。次は上手くハリに乗った。コツコツと魚が頭を振る引きを堪能しながら、「外れませんように」と祈りつつ、最後に水面にフワッと横になるハゴの姿を確認して船上に手繰り上げた。先ほどの船頭さんのやり方を真似して、釣り上がってくる時、水圧で魚の腹にたまった空気をハリを刺して抜き、カンコに「どぼん」と投げ込んだ。

 喜ぶ心を押さえ、何事も無かったかのように、釣友の視線を背中に感じつつ、再び仕掛けを投入した。が、しかし格好は真似をしても船頭さんと同じようにハゴは釣れず、差が開くだけ。ぽつぽつとは釣れましたが、「ツ抜け」とはならず。結局7匹止まり。2時半には「もう誰にでも止められる」モードに入り納竿。釣り終わってカンコを覗けば、「一体誰がこんなに釣ったんだ」と3人は叫びました。

鮫、、、発見


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