一番の問題は、子供が小さい時に面白がって突っ突いたこのウーハーの凹み。
ボコボコにやられました(笑)
何となく、いたずらでターゲットにする気持は分かりますが・・・
こいつから取り掛かることに。
で、まず前面から掃除機で吸って膨らまそうと考える。
しかしやっても効果なし。無理に力を加えるとコーンが破れそうだ。
破れたら、おしまい。
レンチで外して、後ろから何とかなるかと思えば、、、
何ともならず。
で、思いついたのが、
ガムテープで貼り付けて引っ張る。という原始的?方法でした(笑)
これは上手くいった。思った事が思った様になり気分良し。
多少のコーンの凹みは、『家族の歴史』ということで、
大切にしておく事にしました(笑)
エンクロージャーの前面部分の深いキズは、
エポキシのパテを埋め込み、サンドペーパーで整形
しかし、エンクロージャーには他にも沢山の深いキズがあり、
磨いても磨いてもきれいにならず、逆に化粧ボードの地が現れてしまった。
そこで、厚み1mmくらいの化粧板部分は全部カンナを使って剥いで 削り取る。
が、ちょっと味気の無いボードになってしまったので、
黒檀を嵌め込んでアクセントにして誤魔化す(笑)
さて、今度はツイーター部分。
ここはアルミなので目立つポイントとなる。
このネジの錆を何とかしなくては。
スピーカーカバーの裏側を見たら、同じ様なネジ。しかも錆びてない。光ってる!
カバーは廃棄処分するつもりなので、このネジを流用。
金属部分もピカールで磨いて 新品に近い『見てくれ』に。
コーン周りの金属部分は
だいぶ塗装が痛んでいたので、ペイントしなおす事に。
取り外して、
厚紙でスプレーが掛からない様にマスクを作り(取っ手付き)黒のストーン調のスプレーを使いました。
上手く塗れた。表面の汚い凸凹は綺麗な凸凹で対処。
黒のボルトやナットのネジは 材木に大き目の穴をあけ、仮置きして
その上から頭部分だけ塗装。
最後はコーン部分に墨を塗って、
久しぶりに墨をすり、コーン部分に筆で塗りました。
カーボンコーティングと言うそうです。
ウム〜〜 完成でーす。
よみがえる青春、家族が刻んだ歴史? 音以上に深いです。
今度は孫が新たなる歴史を刻むか(大笑)
古い三菱ダイヤトーンスピーカー『DS−251』のレストア、
出来上がったら、最初に聴こうと決めていたのはレコードです。
ジャズや当時のフォークソングがレコード盤のキズ有りの
懐かしい音で聴きたかったからです。
張り切って配線して、これも年代もんの パイオニア『PL-25』のスイッチオン。
ところが、テーンテーブルが回らない。『これも古いからなあ〜』
ひっくり返して ネジを外し 裏蓋を開ける。
『ヒューズ』があり、これだなと思い、外して透かしてみると切れてない。残念。
原因は違う個所にあるようだ。
再び表がえして? ターンテーブルを持ち上げるも 持ち上げれない。固着している。
たたいて振動を与え、荒業で外す。
ふんふん、なるほど、なるほど、ベルトが切れている。
これでは回らないはずだ。40年前の物、劣化しているのは当たり前ですね。
今さらレコードプレーヤーのベルトなんて売ってないと思い、
輪ゴムのでかいのでやってみる(笑)
一応、回ることは回るがイマイチ不安定な回転をする。
音はしても音楽には到底ならない。
ホームセンターで何か良さそうな奴を探し回って、
古チュウブのベルトを見つけた。
表示のサイズは良さそうだったが、いざ取り付けてみるとダラダラ。
表示よりも5cmくらいゆるいのだ。
値段が値段だからしょうがないし、用途が違うようで無駄足だった。
今度はネットで探して、何とかヒット!。 しかも新品らしい。
探せばあるもんだなあ〜 即購入。
待つこと4日。取り付けてスイッチ『音』 すると立派に回る、回る。
しかし、、、
やっとまともな音になったと思えば、レコードの『よしだたくろう』は
音飛びになって、何度も『結婚しようよ』を繰り返えす(大笑)
他のレコードもそうなってしまう。
針圧は調整したので、たぶん針とかカートリッジが原因かな??
折角、ベルトを新しくしたけど、針とかカートリッジになると更なる出費なので、
予算の都合でギブアップ。降参ですわ(笑)
レコードは孫に見せてやり、少し聴かせて驚く顔を見て、おしまいにすることにした。
CDなら『DS−251」 調子良いのだが、イマイチ面白味がないね。
レコードプレーヤーの修理は暫し諦めて後まわし、今度はスピーカー台を作る事にした。
脚を組んだ奴を考えたが、『DS-251』のコーン、孫のいたずらで何時まで持つか分からないし、
他の奴も乗せられるように こんなのを考えた。
これなら更なるレストアスピーカーでも使える。
他の用途もありそうだ。例えば、一枚板の脚にもなる。
材料はオークのフローリング用の板と角材
丸ノコテーブルで45度に細長くカット。
卓上丸ノコで 長さを揃え
端は後からカットすることにして
木工ボンドとネジで固定
黒檀の『留め』とネジ穴隠しにチークの丸棒を嵌める。
ベルトサンダーで磨いて、
オスモカラー(#3101)を塗って、
スピーカーを乗せて、完成