山菜採り(Vol.12)


 春、山の中を歩くと色々な山菜に出会います。木々の葉の緑色って、こんなにも沢山あったのかと思わされます。新緑はきれいですね。空気もうまい。毎年この時期が来るのを楽しみにしています。山菜採りには掟があります。いっぱい採らず残す。私有地のはダメです。
 上の写真で真ん中のトゲのある木がタラの木で、その先っぽの蕾がタラの芽です。きれいなバラにはトゲがある。美味しいタラにもトゲがあるのです。
 さすがに山菜の王者と呼ばれるだけあって天ぷらにすると最高ですね。マッキーは塩胡椒でビールの摘みに、前に作った串あさりの天ぷらと一緒にいただきます。美味すぎてゴメンナサイ。


これが天然のタラの芽です。

ワラビやツクシも春の食卓を演じます。


トウダイノメ(コシアブラ)採り

 タラの芽は山菜採りに行かれる人なら、誰でも知っている山菜の王様です。しかし、タラの芽に勝るとも劣らぬ存在がコシアブラの新芽です。釣りですと真鯛がいつも一番美味しいと思っている誤解の様に、タラの芽ばかりが王様ではありません。三河ではトウダイノメとかイモノメ、酒屋の娘?と呼ばれています。

 タラの芽より少し時期が遅れて新芽が出てきます。コシアブラは、まだあまり皆が知らない隠れた存在なので、たくさん収穫できます。植林した林の中からも生えてきてます。多少葉が大きくなった物でも美味しいですね。味は少しほろ苦いですが、天ぷらにした時、タラの様に油が染み込まないせいか、あっさりして軽い感じです。味は濃いのですが。

 好みですが、マッキーは山菜の天ぷらは塩胡椒を付けて食べます。ビールが旨い。タラの芽より好きですね。
奥三河にある友人の裏山に案内され、たくさん採れました。

山ウド採り
 山ウドはタラの芽やコシアブラより遅れて出てきます。売っているウドより香りが強くて、このすがすがしい香りがたまりません。
山道の日当たりの良い路肩でけっこう見かけます。(その様な目を持っていると) 放っておくと『ウドの大木』になるので、掘っておきます。