アサリにしろ、サバにしろ あたるとひどい目に遭いますね。 こんな危険な物に限って美味しいから 困ったもんだ。 しめさばを食べたくて、 釣りに出かけました。 サバは本当は船の上で食べる 刺身が素材そのものとしては 最高です。 釣り人の特権です。 でも 素材の良さを引き出すんなら しめさばが最高。 |
こうやって作りました |
釣ったらすぐに、サバはこの様に首を折って締めます。 こうすると同時に血抜きができます。 さらに、たっぷりの氷で冷やした海水で 氷締めします。 美味しいしめさばは まず、捕れたところで 締めることから始まります。 |
家に持ち帰り、頭を落として3枚におろします。 |
沖締めしてあるので、そのまま刺身でも食べられます。 |
釣りに使った大型のクーラーボックスの中です。 板の上にたっぷり塩をしたサバを並べ、2〜3時間おきます。 まな板を傾斜させてあるので、下に汁が流れ落ちます。 出来るだけ臭味を取る作戦です。 竹笊の上に置いてもいいですが この方が汁がたくさん流れ出るような気がします。 これはちょっとしたこだわりです。 塩をしてあるので 涼しい所に置いておけば、どこでもかまいません。 右隅は卵と白子です。 |
塩で締めたさばを、酢と水半々の酢水で洗って塩を取り、 酢の中に入れておきます。 昆布やタカノツメを入れたり、 時間もお好みです。 30分〜24時間と、かなりアバウトですね。 マッキーはしっかり酢締めした方が好きなので 時間は長めです。 通は時間が短かめのようですが。 酢は意外に安い穀物酢の方が美味しいです。 |
骨を骨抜きで抜き、薄皮を頭の方から手で剥ぎます。 |
『八重作り』にして皿に盛ります。 |
棒寿司にしたり、自作の押し寿司器で寿司を作りました。 寿司の時は酢に漬ける時間は短めがいいようです。 |
しめさばは釣ってこなくても作れます。 |
魚屋さんで新鮮なものが手に入ったらやってみましょう。 裏技は ノルウエー産のサバです。 塩にして冷凍で送られて来ます。 冷凍ですからアニサキスもダウンしていて安心です。 塩じめまで完了している訳ですから 後は酢じめを工夫すればよいだけです。 脂が、くどいほどのっていますが、 上手に酢を使えばまるでトロを食べてるように おいしく仕上がります。 |
ついでに、 せっかく釣った新鮮な美味しい魚には 本ワサビを付けて食べたいですね。 でも高いし、毎回では勿体ないです。 本ワサビの余った分は 冷凍します。 ても 再、再々と使うには不便です。 そこで、摺り下ろして、板状にして ラップに挟んで一度に使う分ごとに 小分けして冷凍しておけば 便利です。 ショウガも同様です。 サバやアジはワサビよりショウガが合いますね。 |