干し柿(Vol.5)



稲荷さんへ行ったとき渋柿を見つけました。
前から一度、軒に吊してみたかったのですが
吊し専用の柿を売っているとは知りませんでした。
すぐに
「一箱ちょうだい」
「はい、2000円」
でした。

家に帰り、さっそく皮を剥いてヘタを取り
縄に吊しました。
初冬の青空バックに部屋から眺める吊し柿は
・・・年寄りになった気分です。
暮れには白く粉をふいた干し柿が出来上がるはずですが。
11月16日
皮を剥くとき『皮むき器』がとても便利です。
吊した後は時々揉むといいそうです。
12月5日
出来上がった干し柿です。
藁に包むと白い粉が付くそうですが
無農薬の藁が手に入らず、それより先に味見です。
この甘みは和菓子の甘さの原点だそうです。
柔らかく、もっちりしていて、
お茶を飲みながら
再び年寄りになりました。